
適応障害になって職場復帰訓練をした話
私は、2020年9月1日より職場復帰に向けて自宅に向けて職場復帰訓練を開始しました。職場復帰訓練を1週間行ってみたのでこれまでを振り返りをしてみたいと思います。
職場復帰訓練の目的
職場復帰訓練はその名の通り、長期間休職していた人が職場復帰に向けて訓練すつことです。
病状が回復しても、いきなり職場に戻り、復帰することは大きな負担がかかり、急激な環境変化や緊張から症状が再び不安定になってしまうことも少なくありません。
そのため、復帰に当たっては職場の環境や業務に近い形で、人間関係、通勤訓練の条件を整え少しずつ体を慣らしていく必要があります。
コロナ禍での職場復帰訓練という事と、私自身は2ヶ月程度の休職だったため、自宅で職場を意識して作業し、体力をつけることとなりました。
Googleスプレッドシートを使用してガントチャートを作成して工程管理を行う事とします。ProjectSheet planingというアドオンを使用する事で簡単にガントチャートを作成することができます。
作業内容は業務に利用可能できそうなツールを調査する事、ネットワーク関係の勉強、登山となっています。

1日の生活スタイル
産業医面談で生活に関する指摘をたくさん受けて、生活スタイルの改善を行いました。主な指摘事項を以下に列記します。
- 朝余裕を持って会社に出社できる時間に起床すること
- 夜は22時には就寝すること
- 朝方、4時以降に目が覚めた場合は睡眠薬を服用せず起床すること
- 体力をつけるために登山を行うこと
登山については私が以前登山が好きだったという話をしたため、体力を戻すために登山を行う事になりました。

初めは朝7時に起床することがかなりキツかったです。夜中中途半端な時間に目が覚めてしまうことが多く、薬を飲んでもう一度寝ると朝起きれなくなるし、寝ないで起きていると翌日の昼間眠くなってしまって作業ができなくなってしまいます。
気分的に行き詰まったときは?
私の場合、気分が安定しないことが若干ありました。ずっと一人でいるので塞ぎ込んでしまいやすくなっていましたが、そういう時は散歩したり体を動かすと気分が楽になりました。
人と話できればもう少し気分的に安定するのかもしれませんが、私の場合は独居独身で友人もあまりいないので、しょうがないですね。
人間関係の大切さを身に染みて感じます。仕事を理由に友人との関係を蔑ろにしてしまい疎遠になってしまったことが悔やまれます。
あとは掃除したり、とにかく手を動かすことが気が紛れて良かったと思います。
終わりに
とりあえず1週間訓練を終えてみて、体力は確かに落ちていますが、それ以上に睡眠が上手くとれていないことが問題であると感じました。
今まであまり復帰を意識していなかったので、朝目が覚めるまで眠っていましたが、7時に起きようとすると朝眠すぎて、体がなかなか動きません。
散歩(通勤訓練)して、コーヒーを飲むと徐々に目が覚めます。ひとまず、もう1週間は朝7時に起きることを心がけたいと思います。
あとは久々に登山に行ってきたいと思います。可能であれば、ずっと登ってみたかった常念岳に登りたいと思います。
あとは復帰後自分がどうしたいのか考えないといけません。今の組織で頑張るのか、配置転換を希望するのか、それ以外の選択肢を探すのかなど。
考えてもなかなか答えは出ないですね。やっぱり人生のロードマップ的なものが自分にはないので、なにを目指しているのかがなくてフラフラしてしまっています。
これまで身につけた業務知識を損切りして、新しいことをやってみるか、このまま大人しく今の仕事を続けていくか、じっくり考えたいと思います。